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 ご支援をいただいた皆様へ(救う会一同より)


れんくんの小さくも尊い命を海外臓器移植によって救う決意のもとに「救う会」を結成して以来、本当に多くの皆様から善意の募金と励ましのお言葉を頂戴し、ここまで活動を進められたことに改めまして深く感謝申し上げます。

その小さな体で特発性拡張型心筋症という難病と闘い、懸命に生きようとする強い心で幾重にもなる困難な壁を乗り越えてきたれんくんでしたが、その壁を乗り越える度にれんくんが失ってきた代償は非情なまでに大きく、「臓器移植対象外患者」と正式に宣告を受けた2月3日の夜8時に、最愛のご家族が見守られる中、れんくんは母・紀枝さんの腕に抱かれたまま高度の心不全により1年4ヶ月の短い生涯を閉じました。

私達としても、前日に渡米日決定のご報告をさせていただいた矢先の出来事であり、掴みかけていた希望の灯火が目前で消えてしまったことで深い悲しみと行き場の無い虚無感に押し潰されそうになりました。

去る2月7日にれんくんを偲ぶお別れ会を執り行い、県内外よりご会葬下さった沢山の方々に見送られながら、れんくんは天国へと旅立ちました。すべてから解放された今は、大好物だったヨーグルトをお腹一杯に食べながら、元気だった頃と同じく、今度は雲の上から私達に微笑んでくれているのではないかと感じております。

れんくんのご両親は「特発性拡張型心筋症の原因究明になれば」と、れんくんの心臓を東京女子医大に献体として提供されました。私達としても日本国内における15歳未満の臓器移植が可能となる法整備を一日でも早く望み、それが実現されるように行動を起こすことが、自らの命を犠牲にしたれんくんへの弔いになるのではないかと考えています。

これまで、れんくんのためにお寄せ下さいました募金につきましては、同様の難病と闘う患者さんへの治療費補助や、ボランティア団体への寄付等、集まった募金が持つ「性質」を大切にし、それに適った使途を検討してまいります。事務局は2月末をもって閉鎖させていただきますので、会計報告に関しましてはホームページ(http://www.renkun-fighto.org)上にてお知らせさせていただきます。そちらも併せてご覧下さいますようお願い申し上げます。

多くの人に祝福されこの世に生を受けてからこの日まで、僅か1年4ヶ月というあまりに短い時間ではありましたが、れんくんは今回の活動を通して私達にいくつもの大切なことに気付く機会を与えてくれました。田子蓮樹という名の天使が残してくれたそれら一つ一つを胸に深く刻み、これまで私達の活動にお力添えを下さった皆様の温かいご厚情に深く深く感謝致しまして、書中をもって最後のご報告とさせていただきます。

本当に有難うございました。

平成19年2月16日 れんくんを救う会
代表 津久井彦一/遠藤巧
救う会会員一同